新入図書だより

【点字図書】

書名

著者名

巻数

製作

総記


1. 解説平成30年著作権法改正に伴う政省令改正について

文化庁著作権課

日本点字図書館

2019年1月1日に施行された改正著作権法施行令等の概要と、各改正事項などを解説。視覚障害者等のための複製等が認められる者についても解説。

哲学

2.しなやかに生きる心の片づけ

渡辺 奈都子

佐賀県立点字図書館

心にたまった「余計なもの」を手放せば、「大切なもの」が気持ちよく残せる−。「空間を整えるように、心を見える化して整える」ための方法“メンタルオーガナイズ”のエッセンスを紹介する。

歴史

3.豊田章男

片山 修

佐賀県立点字図書館

トヨタを牽引する男は、いかに育ったのか。なぜぶれないのか。何を見ているのか−。トヨタ自動車社長・豊田章男の知られざる内面に初めて迫る、ビジネス・ノンフィクション。

社会科学

4.子どもの貧困対策の推進に関する法律
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 
大学等における修学の支援に関する法律 他

総務省e−Gov法令検索

日本点字図書館

表題ほか、「成育過程にある者及びその保護者並びに妊産婦に対し必要な成育医療等を切れ目なく提供するための施策の総合的な推進に関する法律」を収録。

5.これでいいのか佐賀県 −佐賀の売りはスバリ素朴な「田舎」−

鈴木 士郎

佐賀県立点字図書館

「素朴な田舎」が佐賀の売り? 佐賀人は病院と薬が大好き? 長崎新幹線開通の決定は佐賀にとってよかったのか? 豊富な資料の検証と丹念な取材を行い、佐賀県の隠された実力と本当の問題点を探る。

6.視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律 
ユニバーサル社会の実現に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進に関する法律 他

総務省e−Gov法令検索

日本点字図書館

表題ほか、平成31年4月24日公布の「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」を収録。

7.視覚に障害のある乳幼児の学びを支える

猪平 眞理

日本点字図書館

長年、視覚障害に関わる医療や教育に携わってきた著者たちが、視覚障害のある乳幼児への支援や指導の基本、保護者支援の具体的な方法と配慮の仕方を解説する。

自然科学

8.ハンセン病療養所を生きる
 −隔離壁を砦に−

有薗 真代

日本点字図書館

ハンセン病を得た人々が、集団になることではじめてできた活動とは何か? 障害を越え、隔離壁を越え、人間の魂を耕し続けた人々の記録を綴る。

技術・工学

9. 手軽なごはん・パン・麺料理 上巻

すこやか食生活協会

すこやか食生活協会

ごはん、パン、麺に様々な食材を組み合わせたバラエティ豊かなレシピを紹介する。上巻では、ごはん料理、パン料理のレシピ18品を紹介。


10.手軽なごはん・パン・麺料理 下巻

すこやか食生活協会

すこやか食生活協会

ごはん、パン、麺に様々な食材を組み合わせたバラエティ豊かなレシピを紹介する。下巻では、麺料理、小麦粉料理、汁物・スープのレシピ18品を紹介。


11.料理のその手間、いりません −台所の呪いを解く方法−

柳澤 英子

佐賀県立点字図書館

手を抜くのではなく、手間を抜く! 「やせるおかず作りおき」シリーズの著者が、ラクに台所に立てるよう「しなくていいこと」をピックアップ。「生のにんにくはいらない」など、台所の呪いから解き放たれる凄ワザが満載。

芸術・スポーツ

12.佐賀のラガーマン

馬場 憲治

佐賀県立点字図書館

「この文章は、ラグビーの魅力のほんの一部にしかすぎません。さあこの本を読んだら、ラグビー会場へ出かけよう! きっと素晴らしい感動に出逢います」(著者あとがき抜粋) 馬場憲治(馬場ボデー社長)がつづるノンフィクション。高校生、社会人、日本代表など佐賀の「ONE TEAM」のあの日、あのシーンがドラマチックによみがえります。


13.山田全自動でござる

山田 全自動

佐賀県立点字図書館

オフィス、SNS、トラベル、ファッション…。日常のふとした瞬間に感じる“あるあるな光景”を、イラストレーターの山田全自動が浮世絵調のイラストと、微苦笑を誘うコメントで綴る。

文学

14.維新物語 −警保頭島本仲道−

島本 昭

佐賀県立点字図書館

明治3年12月4日、太政官公義所の大広間、大男の西郷隆盛(南州)を困惑させた一人の小男がいた。剛直にして精悍、島本審次郎仲道(北州)である。巨悪に挑み、自由の鐘をならして時代をかけ抜けた反骨の物語。


15.異世界の役所でアルバイト始めました 4

硝子町 玻璃

佐賀県立点字図書館

明日は、総司の両親の結婚記念日。父・秋は妻の愛華にプレゼントを贈ろうと総司に協力を依頼する。一方、アイオライトは、総司へのプレゼントで悩み…。書き下ろし番外編も収録。『小説家になろう』発お仕事ファンタジー。

16.異世界の役所でアルバイト始めました 5

硝子町 玻璃

佐賀県立点字図書館

ある日、ハイエルフの姫ティターニアは大好きな総司のことを想い、恋愛小説を読みふけっていた。だがどうにも参考にならず、総司と仲のいい者たちに話を聞こうとするが…。『小説家になろう』発お仕事ファンタジー。

17.おいしいベランダ −8番線ホームのベンチとサイダー−

竹岡 葉月

佐賀県立点字図書館

亜潟葉二からのプロポーズを受け入れ、大学卒業後は神戸で暮らすと決めた栗坂まもり。結婚挨拶にお互いの実家へ行き、まもりは関西で再び就職活動に挑むことに。しかし結婚挨拶にも、就活戦線にも異状が発生!?

18.小田嶋隆のコラムの切り口

小田嶋 隆

佐賀県立点字図書館

天才コラムニストの技がいかんなく詰まった傑作コラム集。これまでに書かれた膨大な数のコラムの中から、技巧や視点など「切り口」別に厳選したものを、本人によるミニ解説つきで収録する。

19.シルバー川柳 −いつでも夢を編− 笑いあり、しみじみあり

みやぎシルバーネット

佐賀県立点字図書館

イケメンと呼ばれ振り向く俺がいる お嬢様マスク取ればお婆さま 仙台の高齢者向けフリーペーパー『みやぎシルバーネット』などに投稿された、60〜101歳のリアル・シルバーが詠んだ傑作川柳195句を収録する。

20.ねこもかぞく −ほんのり俳句コミック−

堀本 裕樹
 ねこまき

佐賀県立点字図書館


じんわり、ほっこり。家族の暮らしを詠んだ88句と愛らしいねこたち! 家族を詠んだ句に、やさしい解説とマンガを添える。

21.フランダースの犬 −世界名作劇場 ジュニア・ノベルズシリーズ−

ヴィーダ 原作
鏡 京介 著

佐賀県立点字図書館

貧しくとも懸命に生きる少年ネロとパトラッシュの、そしてまわりをとりまく大人達との、美しく悲しい物語。TVアニメの金字塔「世界名作劇場」シリーズをジュニア向けにノベライズ。

22.平安あかしあやかし陰陽師1 −怪鳥放たれしは京の都−

遠藤 遼

佐賀県立点字図書館

安倍晴明の師匠にも関わらず、歴史に隠れた陰陽師・賀茂光栄。若き彼の元へ「大木の内部だけが燃えさかる、地獄の入り口を見た」という相談が持ち込まれ…? 美貌の陰陽師による華麗なる宮廷絵巻、これより開幕!

23.平安あかしあやかし陰陽師2 −百鬼夜行の都に桜舞う−

遠藤 遼

佐賀県立点字図書館

賀茂光栄は、幼なじみの歌人・藤原為頼や安倍晴明とともに、宮廷を覆う菅原道真の怨霊を鎮めてみせた。しかし、平穏は“式部”と名乗る美女の訪問をきっかけに破られる。彼女はある亡霊の相談に来たというが…。

24.まやかしの刃
 −縁結び浪人事件帖2−

八柳 誠

佐賀県立点字図書館

錺職の太市との仲が深まっていたはずのおまさが、米問屋西国屋への騙り事件に関わっていたとされ捕縛された。2人の縁を取り持った橘文吾は西国屋の事件を独自に調べ始める。その陰には、巧妙に仕組まれた罠が隠されていた。

25.未練

佐藤 洋二郎

佐賀県立点字図書館

3年前に妻を亡くした“わたし”は、酒を飲んで転んだときに声をかけてくれた女性と再会。女性が、別居していた夫と別れたという話を聞き…。



【児童図書】

書名

著者名

巻数

製作


1. ケンタウロスのポロス

ロベルト・ピウミーニ著
長野 徹 訳

日本ライトハウス

舞台は古代ギリシャ。若いケンタウロスのポロスは英雄ヘラクレスに出会い、英知を得るための旅に出た。アマゾン族に育てられた少女イリーネを初め、旅の途中で出会う人々の助けを借りて、ポロスは試練を次々に乗り越えるが、そのころ故郷では悪がはびこりつつあった…。ギリシャ神話の世界を元にして創作された冒険物語。

2.ビーザスといたずらラモーナ
 −ゆかいなヘンリーくんシリーズ4−

ベバリィ・クリアリー著
松岡 享子 訳

日本ライトハウス

ヘンリーくんの友だちビーザスの悩みのたねは、妹のラモーナです。まったくラモーナときたら、どうしてこう次から次へといたずらばかり思いつくのでしょう。図書館の本の落書き、アバラーのトイレ事件、りんご騒動と、すっかり憂鬱になったビーザスでしたが…。

3.ヒロシマをのこす −平和記念資料館をつくった人・長岡省吾−

佐藤 真澄

日本ライトハウス

広島に原爆が投下された翌日、地質学者の長岡省吾は、高熱で溶けた石の表面を見て爆弾の威力に衝撃を受ける。科学的究明を志した彼は、瓦や石などの被爆資料の調査と、犠牲者の遺品の収集を続け、広島平和記念資料館(原爆資料館)の礎を築いた。原爆症に苦しみながらも被爆した品々の収集をし、初代館長に就任した長岡の知られざるエピソードを紹介する。

4.おいしく世界史

庭乃 桃

日本ライトハウス

世界中から多くの食材・レシピが日本へと入ってきて、当たり前のようにレストランや家庭で楽しめるようになったヨーロッパの料理。そうした料理はもともとどんな暮らしや雰囲気の中で食べられていたのか。どうしてそれらの食べ物が四季折々の風景の中、その土地で長く受け継がれ、親しまれてきたのか。バターやチーズ、スパイスに旬の野菜など、ヨーロッパ各国の様々な食材・料理を引き合いに出しながら、ヨーロッパの食の背景を紐解いていきます。各章の末尾には、それぞれのテーマに関連のあるレシピを掲載。

5.国籍の?(ハテナ)がわかる本
 −日本人ってだれのこと? 外国人ってだれのこと?−

木下 理仁

日本ライトハウス

ハーフのひとの国籍はどうなるの? 「日本人」力士と「日本出身」力士の違いって? 在日朝鮮人って北朝鮮のひと? わかっているつもりで、実は多くの人がちゃんと知らない国籍という概念。その基礎知識から難民や無国籍の問題まで、「○○人」と「国籍」をめぐる疑問に答えます。

6.ふしぎなカビ オリゼー
 −千年の物語 和食をささえる微生物−

竹内 早希子

日本ライトハウス

和食に欠かせない調味料、みそ、しょうゆ、酒、みりん、酢。これらの調味料を作るのに欠かせないのは、世界で日本にしか存在しない微生物「アスペルギルス・オリゼー(麹菌)」です。顕微鏡も微生物っという考え方もない時代にオリゼーを管理したり、育てたりする技術を編み出し、今日までつないできた「もやし屋さん」を紹介します。







 

【デイジー図書】

書名

著者名

時間

製作

哲学

1.隠された神々 −古代信仰と陰陽五行−

吉野 裕子

7時間46分

佐賀県立点字図書館

日本の信仰は、古代より太陽の運行にもとづき、神の去来を東西軸上に想定していたが、中国の陰陽五行が渡来すると、神への信仰は南北軸にとって変わられた。“隠された神々”の秘密を探りながら、日本宗教の大きな変化に迫る。

2.定年をどう生きるか

岸見 一郎

5時間7分

佐賀県立点字図書館

なぜ定年が不安なのか。定年についてどんな準備が必要か。定年後に変化する対人関係のあり方にどう対応すればよいのか。アドラーやプラトンらの先人の言葉を引いて、人生の後半を幸福に生きるためのヒントを伝える。

社会科学

3.ある「BC級戦犯」の手記

冬至 堅太郎 著
山折 哲雄 編

14時間25分

日本ライトハウス

昭和20年の「西部軍事件」にかかわり、敗戦後、BC級戦犯として裁判にかけられた元陸軍主計大尉・冬至堅太郎。絞首刑判決、1年半後の減刑決定…。懊悩と苦闘の経験を綴った手記のほか、獄中で詠んだ短歌や俳句などを収録。

4.相談支援の実践力
 −これからの障害福祉を担うあなたへ−

福岡 寿

7時間45分

日本ライトハウス

障害者福祉の現場で30年間活動してきた著者が、仕事を通じて気づき考えてきたことのプロセスをまとめる。相談支援専門員の基本となる考え方や、これからの現場を担うプレイヤーの資質とマインドについても語る。

自然科学

5.がん治療中の女性のためのLIFE&Beauty

さとう 桜子

3時間42分

日本ライトハウス

素肌をいたわるスキンケア、キレイを装うメイク、清潔を保つボディケア…。がんの体験をもとに、自身が行ったスキンケアやメイクの工夫、日常を快適にするアイテムなどを紹介する。がんと診断されたときの心がまえなども語る。

技術・工学

6.鉄に聴け 鍛冶屋列伝

遠藤 ケイ

8時間34分

佐賀県立点字図書館

練達の職人技によって生み出される鉄の道具は、人間のさまざまな営みを可能にし、日本の文化と社会を支えてきた。鍛冶修業を続けてきた著者が、名工を訪れ、伝統的な鍛冶文化の深奥と職人たちの執念を描く体験ルポルタージュ。

7.ユニバーサルファッション宣言Part2

ユニバーサルファッション協会

4時間43分

日本ライトハウス

一人ひとりの肉体の美しさを見つめ、衣服による美のバリエーションを作り出す「ユニバーサルファッション」。パリコレクションから骨粗しょう症対策ドレスまで、豊富な事例と共にユニバーサルファッションの最前線を紹介する。

文学

8.あずかりやさん
 −青春アドベンチャー−

大山 淳子 原作
新井 まさみ脚本

1時間16分

NHK厚生文化事業団

「あずかりや」という奇妙な商売。最初に客が期限を決めて、1日100円でなんでも“おあずかり”する。目が見えない青年店主が、東京の下町にある商店街でひっそりお店を経営している。今日も、事情を抱えたあんなモノやこんなモノを預けに、次々と訪れる客たち。預けられる“モノ”に宿るそれぞれの客の人間ドラマをあたたかく描く、優しさに溢れた物語。

9.一冊の本 −ラジオ文芸館−

大島 真寿美

42分

NHK厚生文化事業団

半世紀以上にわたり私設図書館の館長を務めた父が亡くなった。一人娘の洋子は喪主として立派な挨拶をするが、実はその挨拶は生前父が書き置いたものであり、しかもその内容は大嘘だった・・・。父の「置き土産」に翻弄されながら、やがてその目的に気づいた洋子は、「『父』という分厚い本を、ほとんど読まないままに返却したこと」に思い至る。 本を愛する人の共感を呼ぶ短編。

10.エンディング・カット
 −FMシアター−

新井 まさみ脚本

52分

NHK厚生文化事業団

三重県東員町の小さな理容室が始めた“エンディング・カット”。理容師が、亡くなった人の髪を遺族の依頼でカットやカラーなどヘアーセットする。故人を偲ぶため、遺族にその人らしさを思い出してもらう“最後の時間”を生み出す。エンディングカットの活動をする美容師の父親と、勧めた母。そのことに嫌悪感をもっている中学生の娘。人の死に向き合おうとする親子のヒューマンドラマ。エンディングカットという実在する話をモチーフにした物語。

11.皇太后のお化粧係 2
 −後宮に咲く偽りの華−

柏 てん

5時間27分

佐賀県立点字図書館

ある日突然トリップした中華風の異世界で皇太后の悪事を暴いた鈴音。皇帝・黒曜を支えるため、お化粧係として宮廷に残ることにしたが、新しく後宮に入ったという華妃が現れる。そんな時、髪結師・余暉と再会し…。

12.さるの湯 −ラジオ文芸館−

高橋 克彦

42分

NHK厚生文化事業団

「私」は戸惑っていた。なにげなくふるさとの海沿いの被災地を訪れ撮った写真には、震災で亡くなった人たちが写りこんでいたのだ。生き残った人たちにとって大切な人たちが、そこにいた。しかし、なぜ自分が撮る写真だけがこうなるのか。ふるさとを捨てた自分に何をさせようとしているのか。避難所を撮影してまわるうち、地域の世話役から「さるの湯」という場所を教えられる。サルが入りにくるほどの山奥の温泉で、地元では死者が旅立つ前に入りに来る場所だといわれているという。導かれるように訪れた「さるの湯」で、「私」はそこに集う「人」たちが残してきた想いにふれることになる。

13.新・紫式部日記

夏山 かほる

6時間41分

佐賀県立点字図書館

藤原為時の娘・小姫(後の紫式部)は漢籍に親しむ文学少女。幼い頃から彼女が書く物語は評判をとっていた。時の政変により父が失脚、一家の幸せは長く続かなかったが、その後も小姫は物語を書き続け、やがて主の藤原道長から物語の女房となり藤式部と名乗るよう命じられる。

14.南蛮阿房列車
 −朗読特集−

阿川 弘之

6時間2分

NHK厚生文化事業団

元祖「乗り鉄」作家とも云われる阿川弘之は多くの鉄道紀行文を残している。今回はその中で「自選南蛮阿房列車」を取り上げ、8編を朗読する。世界中の旅先で、異国文化との出合いも独特の批評眼で煙に巻き、同行した遠藤周作、北杜夫、開高健らとの旅先での丁々発止の掛け合いは抱腹絶倒!最後は娘・佐和子とのエジプト特急の二人旅。

15.贋の小判に流れ星 −大富豪同心 25−

幡 大介

7時間2分

佐賀県立点字図書館

江戸の町に大量の贋小判が出回っていた。その裏には江戸一の豪商・三国屋を追い落とし、幕府の実権をも手に入れようとする住吉屋父娘の大それた野望が…。卯之吉が頼もしき知識、財力、胆力で巨悪の息の根を止める!

16.NOVA 3 −書き下ろし 日本SFコレクション−

大森 望 責任編集
朝暮 三文 ほか

13時間4分

佐賀県立点字図書館

話題の完全新作アンソロジー、待望の第三弾。未来、宇宙、機械……今回は直球の本格SFで勝負。全九篇。

17.半七捕物帳
 −新日曜名作座−

岡本 綺堂 原作

3時間1分

NHK厚生文化事業団

時代小説の祖、岡本綺堂は東京芝高輪の生まれ。新聞記者を経て劇作家、小説家となり、大衆文芸の古典と賞される畢生の傑作シリーズ「半七捕物帳」を著した。明治20年代半ば、新聞記者をしていた綺堂が、文政生まれの半七老爺と知り合い、その手柄話を聞いて記す…というスタイルで、60本以上の人気連作小説となった。いわば日本人の心に今なおしみ入る時代劇の古典を現代に蘇らせる名作座シリーズ。

18.『方丈記』と鴨長明の人生
 −古典講読−

浅見 和彦 解説

39時間38分

NHK厚生文化事業団

本番組は、作品の一部を朗読した後、その部分の解説が入ります。朗読→解説→朗読→解説・・・を繰り返しながら全文を読み進めていくものです。

19.幽霊シッター
 −FMシアター−

渡辺 由佳 原作・脚本

52分

NHK厚生文化事業団

香苗は夫と別れ、生後9ヶ月の赤ん坊・若葉を連れて、いわくつきのアパートに引っ越してきた。ある夜、娘の夜泣きに手こずっていると、なんと見たこともない女が子どもをあやしているではないか。女はこの部屋に居ついている幽霊の成美だという。最初は幽霊シッターに警戒する香苗だったが、成美の有能なシッターぶりに心を許し、二人はいつしか強力タッグに。香苗の職場復帰後初のプレゼンも、成美の助けで何とか乗り切ることが出来た。しかし、ある日、香苗は20年以上前の成美の死にまつわる悲しい事実を知ってしまう。そして、香苗は成美のために少しでも役に立ちたいと奔走するのだったが…。

20.私の考え

三浦 瑠麗

5時間15分

佐賀県立点字図書館

人間、迷ったら本音を言うしかない…。「怖がっているだけでは戦争はわからない」「政治家が浮気してもいい」「裏切られることの恐怖」など、政治について、孤独について、人生について、誠実に向き合った思索の軌跡。




【マルチメディアデイジー図書】

書名

著者名

時間

製作

芸術・スポーツ

1.歌川国芳
 −新潮日本美術文庫 22−

歌川 国芳 画
内藤 正人 著

2時間16分

日本点字図書館

幕末に活躍した浮世絵師・歌川国芳。豊かな想像力で描かれた彼の作品と、その画業を解説する。本文テキスト、画像も収録したマルチメディアデイジー。

2.スーラ −新潮美術文庫32−

スーラ 画
乾 由明 著

1時間41分

日本点字図書館

新印象派の画家・スーラ。「点描」という技法を確立した彼の作品と、その画業を解説する。本文テキスト、画像も収録したマルチメディアデイジー。

3.竹久夢二
 −新潮日本美術文庫 32−

竹久 夢二 画
海野 弘 著

1時間56分

日本点字図書館

多くの美人画を残した画家・竹久夢二。大正ロマン溢れる彼の作品と、その画業を解説する。本文テキスト、画像も収録したマルチメディアデイジー。

4.ルオー
 −新潮美術文庫 40−

ルオー 画
ベルナール・ドリヴァル 著
高階 秀爾 訳

1時間52分

日本点字図書館

フランスの画家、ルオー。キリスト教を主題とした作風が多い彼の作品と、その画業を解説する。本文テキスト、画像も収録したマルチメディアデイジー。

5.レジェ
 −新潮美術文庫 44−

レジェ 画
若桑 みどり 著

2時間11分

日本点字図書館

フランスの画家、レジェ。キュビスムから独自の様式を築いた彼の作品と、その画業を解説する。本文テキスト、画像も収録したマルチメディアデイジー。

6.ロートレック
 −新潮美術文庫 31−

ロートレック 画
宗 左近 著

1時間52分

日本点字図書館

フランス出身でポスト印象派の代表的な画家、ロートレックの作品と、その画業を解説する。本文テキスト、画像も収録したマルチメディアデイジー。

言語

7.えほんこどもにほんご学 4
 −だれが主役かのえほん「どっちがどっち?」−

安部 朋世,
宮川 健郎 文
田中 六太 絵

52分

日本ライトハウス

猫がねずみを追いかけた。ねずみが猫に追いかけられた。視点によって言い方は変わります。具体的な物語を通して文法について学べます。解説のページも掲載。

文学

8.古事記
 −わたしの古典 これだけは読みたい−

与田 準一 文
近岡 善次郎 絵
西尾 実 監修

3時間12分

日本ライトハウス

神話や伝説など、古い氏に語り伝えられていた貴重な言い伝えをもとにした「古事記」。日本の代表的な古典作品を、子どもにもわかるよう現代の言葉で生き生きと再現する。巻末に解説付き。





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